キッカケは単純。
女友達グループ内の密かな不満の言い合い。
あの子の言い方が、きつい。
こっそり、言われた彼女は、
こっそりと本人に告げる。
あなたの言い方、きついよ?
言われた彼女は慌てて謝り、そして言った。
あなたも言い方、きついから、お互い様で。
初めに言い出した彼女は、憤慨する。
よくある話。
大人になっても、女の人間関係は難しい。
当事者になった、あたしは考えた。
沢山、酷い事を言われた自分を、
自分で責めた。
泣いて、考えて、苦しんで、考えて。
第三者に、相談して、考えて。苦しんで。
気が付いた。
あたしは彼女に認められたかったのかな?
承認欲求?プライド?
昔に捨てた筈のそんな物を、
まだ持っていての?
少し前までは、承認欲求なんかないほうがいいもんだと思い込んでいた
川代紗生
ライフ・社会 私の居場所が見つからない。
https://diamond.jp/articles/-/294699
この記事に出逢った。感動した。
捨てなくてもいいのか。考えていいのか。
考えて、自分と向き合って、苦しんで、
なんて素晴らしい事なのだろう。
あたしには、夢がある。
マズローが提唱した5段階の欲求。
第1段階……生理的欲求
第2段階……安全性の欲求
第3段階……社会的欲求
第4段階……承認欲求
第5段階……自己実現の欲求
その上の第6段階。自己超越の欲求。
人類の2%しか到達出来ない、
その高みを見てみたい。感じてみたい。
あたしは、彼女と喧嘩して気付いた。
きっと、あたしは。
彼女に認めて貰いたかったんだ。
まだ、承認欲求で、あたしは止まっている。
そう思ったら、心が晴れた。
違う。そこじゃない。変わりたい。
変わって、理想の自分へ近付きたい。
喧嘩した、彼女の心も、あたしの心も
全部、全部、大事にして、進んでいきたいよ。